顎の位置を数値で可視化できるコンピューターによる顎関節の検査

顎の位置を数値で可視化できるコンピューターによる顎関節の検査

噛み合わせが悪いことが原因で、一部の歯とその周りの骨に負担がかかり、それを放置することで、顎が痛んだり、顎の骨が鳴ったり、口を大きく開けることができなくなったりする症状が現れ、日常生活に影響を及ぼすことがある。「栗林歯科医院」では、こうした顎関節症の治療を行う前の、「顎の本来の位置」を把握する検査を重要視。そのため、同院では顎の動きを3次元で捉え、コンピューターで診断する検査システムを導入している。栗林研治理事長に、顎関節症を治療する必要性や検査の流れについて聞いた。

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q なぜ、顎関節症を治療する必要があるのでしょう?

顎関節症だったとしても、日常生活に支障がなければ無理に治療する必要はありません。しかし、原因となる噛み合わせや顎の違和感をそのままにしておくと、次第に歯や周りの骨、顎に影響が及び、頭痛や肩こりといった全身的な症状につながる可能性があります。顎が正しい位置にあることは、外見的なバランスの面からも、心身の健康の面からも非常に重要なのです。

Q 導入している検査システムについて教えてください。

顎は左右はもちろん、斜め、前後とさまざまな方向に動きます。そのため、顎をあるべき位置に戻すための治療を行う際には、静止画だけでなく「動き」や「軌跡」を把握する必要があります。この検査では、顎の動きを3次元的に捉えて、左右の動きの違いを調べたり、本来あるべき顎の高さや位置を特定したりできる検査機器を用います。

Q 検査はどれくらいの時間がかかるのでしょうか?

無料相談で、噛み合わせの問題や痛みの原因が顎関節症にあると判明すれば、2回に分けて触診や機器を使った検査などを行います。1回目、2回目ともに90分ほど見ていただけるといいでしょう。3回目にご来院いただいた際には、およそ60分かけて検査結果と治療の選択肢などについてお話しします。

検診・治療START!ステップで紹介します

検診・治療START!ステップで紹介します

STEP1

カウンセリングの後、1回目の検査を予約

顎の痛みや違和感などの症状、噛み合わせの問題などがある場合は、まずは無料のカウンセリングを受けよう。「口が開けづらい」「顎に痛みがある」といった症状から、予測できる原因と治療法を説明してくれる。顎関節に原因があることがわかったら、検査やカウンセリングの日程を予約。1日目の検査では、筋肉の触診、口腔内と顔の写真撮影、噛み合わせの記録、歯型模型の作製、レントゲン撮影などが行われる。
STEP2

検査1日目

検査1日目の主な目的は、全体のバランスや噛み合わせ、顎を動かしたときに干渉する箇所などを確認し、口腔内の現状を正しく把握することにある。検査を終えたら、約1週間後を目途に2回目の検査を予約しよう。無意識下の食いしばりや歯ぎしりも踏まえて噛み合わせを治療するため、次の来院までに自宅で行う歯ぎしり検査用のキットが渡される。検査は、色つきの薄いフィルム状のものを睡眠時に装着するだけなので簡単だ。
STEP3

検査2日目

2日目の検査では、1回目の検査結果、および自宅での歯ぎしり検査を踏まえて、顎の動きを3次元で捉えてコンピューターで診断する検査を実施。頭部に機器を装着すると、リアルタイムで顎の動きが捉えられ、3次元のデータとして記録されていく。このほか、咬合器の製作やセファロによる顎関節の撮影も行う。
STEP4

1日目・2日目のデータから顎の適した位置を割り出す

MRIは軟組織の動き、セファロは静止画を記録するのに対し、導入している検査システムは、顎の動きを立体的かつ数値で精密に記録するものだ。3軸で取った精密なデータを生かして、顎のあるべき位置を割り出していく。
STEP5

コンサルティング

顎の形や噛み合わせを再現した咬合器、システムを使って作成された3D画像などを駆使して現状を説明した上で、一人ひとり異なる「適した噛み合わせ」について解説。複数の治療の選択肢を提示し、患者の意図に沿ったゴールを設定してくれる。

STEP1 カウンセリングの後、1回目の検査を予約

顎の痛みや違和感などの症状、噛み合わせの問題などがある場合は、まずは無料のカウンセリングを受けよう。「口が開けづらい」「顎に痛みがある」といった症状から、予測できる原因と治療法を説明してくれる。顎関節に原因があることがわかったら、検査やカウンセリングの日程を予約。1日目の検査では、筋肉の触診、口腔内と顔の写真撮影、噛み合わせの記録、歯型模型の作製、レントゲン撮影などが行われる。

STEP2 検査1日目

検査1日目の主な目的は、全体のバランスや噛み合わせ、顎を動かしたときに干渉する箇所などを確認し、口腔内の現状を正しく把握することにある。検査を終えたら、約1週間後を目途に2回目の検査を予約しよう。無意識下の食いしばりや歯ぎしりも踏まえて噛み合わせを治療するため、次の来院までに自宅で行う歯ぎしり検査用のキットが渡される。検査は、色つきの薄いフィルム状のものを睡眠時に装着するだけなので簡単だ。

STEP3 検査2日目

2日目の検査では、1回目の検査結果、および自宅での歯ぎしり検査を踏まえて、顎の動きを3次元で捉えてコンピューターで診断する検査を実施。頭部に機器を装着すると、リアルタイムで顎の動きが捉えられ、3次元のデータとして記録されていく。このほか、咬合器の製作やセファロによる顎関節の撮影も行う。

STEP4 1日目・2日目のデータから顎の適した位置を割り出す

MRIは軟組織の動き、セファロは静止画を記録するのに対し、導入している検査システムは、顎の動きを立体的かつ数値で精密に記録するものだ。3軸で取った精密なデータを生かして、顎のあるべき位置を割り出していく。

STEP5 コンサルティング

顎の形や噛み合わせを再現した咬合器、システムを使って作成された3D画像などを駆使して現状を説明した上で、一人ひとり異なる「適した噛み合わせ」について解説。複数の治療の選択肢を提示し、患者の意図に沿ったゴールを設定してくれる。

理事長:栗林研治からのメッセージ

顎関節症の治療の目標は、安心で安全な日常生活を送れるよう、「あるべき位置」に顎を戻すことにあります。しかし、適した顎の位置は人によって異なる上、見た目や触診で正確に特定するのは非常に難しいことなんです。そこで、当院では、専用の検査システムを使った精密なデータに基づく治療を徹底しています。顎があるべき位置にくることで、噛み合わせが良くなり、表情も変化があるかもしれません。顎に何らかの違和感や痛みがあっても、「まあいいか」と放置していたり、なかなか相談のタイミングを持てずにいる方は、まずはご相談いただきたいですね。

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