歯頸ラインとは、歯と歯ぐきの境目が接触する部分のことです。
キレイな曲線を描いて、左右対称となるのが理想的な形です。
歯頸ラインを整える目的は、歯・歯ぐき・唇の調和を作ることで、歯を見せて笑顔で笑えるようにするためです。

クラウンレングスニングとは
（根尖側移動術、または歯根長延長術とも呼ばれます）
歯肉や歯槽骨を削ることによって、カリエスや破折部分を歯ぐきの上に出す方法のことです。
歯冠が損壊し、歯肉の中に埋もれてしまった歯の周りの歯茎や歯槽骨を切削し、歯ぐきを下げることによって健全な歯質を上に出す治療法です。
これにより、安定したクラウン（補綴物）を装着できるようになります。
前歯付近の見た目重視で、歯ぐきの位置を揃えるために行うクラウンレングスニングは、美に該当します。